ベネッセ情報流出、「別の2つの名簿業者にも売った」


ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、システムエンジニアの
松崎正臣容疑者=不正競争防止法違反容疑逮捕=が、東京都千代田区
の名簿業者のほかに他に2つの名簿業者に顧客情報を売った」と供述している
ことが7日、捜査関係者への取材で分かった。

警視庁生活経済課は少なくとも14の名簿業者に顧客情報が出回ったことを
確認。転売先は数百社に上るとみて、流出ルートの全容解明を進めている。

少なくとも3つの名簿茉者に顧客情報を売却していたことが判明した。
松崎正臣被告は、流出元を特定させない偽装工作を行っていた。

購入していた名簿業者側も、情報の出所を深く詮索せず転売を繰り返した。
情報の出所を互いにあいまいなままにする「暗黙の了解」が安易な顧客情報
の拡散を後押ししていた。

「流出元が特定されるおそれかおるため、持ち出す情報を選んだ」
搜査関係者によると、松崎被告はこのように供述しているという。
の顧客情報データベース(DB)には、顧客の住所、氏名、生年月日のほかに、
利用していた通信講座の種類や成績なども含まれていた。

だが、通信講座は「進研ゼミ」など一見してベネッセの情報と分かるため、
松崎被告はDBから講座名などは省き、住所など名簿業者に需要がある
最小限の項目のみを抽出していたという。

名簿業者も情報の出所を追及することをることを退けていたとみられる。

松崎被告は「出所については適当に説明したが、深く詮索はされなかった」
と供述。名簿業者側も、「ベネッセの情報とは知らなかった」と説明している。

不正競争防止法では「不正に入手された営業秘密」と知った上で情報を
やり取りしない限り違法性は問われない。
           
松崎被告と名簿業者の双方が、その穴を熟知していたとみられる。
顧客情報を転売したある名簿業者は取材に対して、

出所を詮索すれば存するだけ、悪いことはしていない」と主張している。

from:産経新聞

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