反イスラエルデモ拡大 ロンドンで反イスラエルデモ 豪州やフランスでも


パレスチナ自治区ガザ情勢をめぐり、軍事作戦を展開するイスラエルヘの抗議
デモが欧州や米国で広がり、各国が神経をとがらせている。

「反ユダヤ主義」的な言動が一部で目立つためだ。

フランスでは警官隊とデモ参加者の衝突にも発展。各国当局はデモの過激化
を抑えようと警戒を強めている。

フランス各地でデモが行われた2日、パリではアラブ系移民ら1万人超が参加
し、イスラエルによるガザ地区への軍事作戦の即時停止や「ガザ解放」を要求。
 
「イスラエルは殺人者」との非難に加え、仏政府は「イスラエル寄り」との批判の
声も上がった。

警官隊と衝突外交政策批判もイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの
戦闘激化以降、デモは欧州各地で相次ぎ発生。

多くは平和的デモだが、パリでは7月半ばに一部がシナゴーグ(ユ’ダヤ教礼拝所)
に押し大ろうとし、その後、パリ周辺のユダヤ人地区で店舗などが襲われる
事態も起きた。

フランスは欧州最大のユダヤ大コミュニティーを持つだけに衝撃は大きい。

7月26日のパリでのデモでは一部が警官隊と衝突、数十人が逮捕された。
ユダヤ大側にも過激なグループの存在が指摘されており、当局はこうした
グループヘの対処も検討中と伝えられる。

ドイツでは、7月後半にベルリンなど各地でイスラエルヘの抗議デモが行われ
た際、一部がユダヤ人を激しくののしったほか、西部の都市ではシナゴーグヘ
の抗議を企てたとして十数人が一時拘束された。

ドイツはホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の歴史を持つだけに反ユダヤ主義
の言動に敏感で、メルケル首相は「自由と寛容への攻なユダヤ人批判は
抑えられたが、別の街では外国人とみられる男らがシナゴーグに火炎瓶を
投げ込む事件も起きている。

オランダでも7月末、デモで「ユダヤ人に死を」などと差別をあおったとされる
男2人が逮捕された。

一方、米国の首都ワシントンでも2日、ホワイト(ウス周辺でパレスチナの旗を
持った市民ら1万人以上がイスラエルヘの抗議デモを繰り広げた。
参加者は「米国よ、恥を知れ」と、米政府のイスラエル寄りの外交政策も
批判した。
この日オバマ大統領はワシントン郊外の山荘キャンプデービッドで過ごし、
ホワイトハウスには不在だった。

from:産経新聞

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