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危険ドラッグ対策強化へ 田村大臣が麻薬取締部視察

危険ドラッグの乱用は死に直結しかねない。

北里大の上條吉人教授らの研究では、救急搬送された乱用者の1割に
「横紋筋融解症」がみられた。

薬で筋肉組織が破壊されることで急性腎不全や不整脈をおこし、最悪の場合
死ぬこともある。

大麻や覚醒剤よりも危険だ。国立精神・神経医療研究センターの舩田正彦
室長らは危険ドラッグの主な化学物質、合成カンナビノイド系の成分をマウスの
脳神経細胞に垂らした。

すると、覚醒剤の10分の1以下の時間で細胞が死滅。また、別の実験で合成
カンナビノイドに大麻の10~20倍の依存性があることも突き止めた。

埼玉県立精神医療センター(埼玉県伊奈町)では3年前から危険ドラッグの
乱用患者が急増している。昨年度初めて覚醒剤の患者数を上回った。

14年5月までの3年間の新規薬物患者323人のうち危険ドラッグが110人を
占めた。2人が急性中毒で死亡したとみられるという。

成瀬暢也副院長は
「簡単に手に入るのでやめる動機付けが難しい」と話す。

危険ドラッグには複数の有害物質が含まれ、特定が難しい。妄想などがあれば、
抗精神病薬を処方するなど症状にあわせた対症療法をするほかなく、
根治療法がない。

受け入れる医療機関も少ない。医師によるカウンセリングなどで、自らの行動を
振り返る「認知行動療法」が有効とされる。

だが、厚生労働省によると、導入しているのは26力所だけ。非営利の民間リハビリ
施設「ダルク」などに頼っているのが実情だ。

from:朝日新聞

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