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アルゼンチンの債務問題 期限当日に協議持ち越し



アルゼンチンのデフォルト(債務不履行)懸念

アルゼンチンは2001年12月にデフォルトを表明し、債権者に対して1千億ドル
(約10兆円)の債務について返済免除などを要求。

その後、約7割という高い割合の債務削減に応じた93%相当の債権者へ
の返済を続ける一方、全額返済を求める米ヘッジファンドへの返済は拒否。

米連邦最高裁判所は6月、債務削減に応じた債権者への支払いには、
ヘッジファンドとも全額返済について合意が必要との判断を示した。


約13年ぶりのデフォルト(債務不履行)に陥る懸念が強まっているアルゼンチンは
30日、前回のデフォルト時に債務再編に応じた債権者に対する利払い猶予
期限を迎えた。

利払いの条件となる全額返済を求める米ヘッジファンドとの合意に関する協議は
30日も続けられる見込みで、アルゼンチンはデフォルトの瀬戸際に立っている。

米メディアによると、アルゼンチンは29日、ニューヨーク市内で当初参加予定が
なかったキシロフ経済財政相も交え、ヘッジファンドと初めての直接協議に応じた。

協議終了後、調停人は「課題は残されている」とする声明を発表。

アルゼンチンはヘッジファンドヘの全額返済に応じれば、他の債権者からも全額
返済を求められる可能性を懸念し、協議は難航している。

一方、欧州の一部の債権者は29日、アルゼンチンがヘッジファンドヘの全額返済
に応じた場合でも同様の対応を求めないとする意向を表明。

またヘッジファンドも全額返済の方法については譲歩の姿勢を示しているもようだ。

しかしアルゼンチンは7月以降も、米主要紙への全面広告でヘッジファンドを
 「ハゲタカ」と呼ぶなどして激しく批判。

ぎりぎりまで直接協議も拒否し、強硬な態度をとってきた。
 
アルゼンチンは国際社会の支持獲得にも懸命だ。フェルナンデス大統領が参加
した29日の南米諸国の首脳会議では、ベネズエラのマドゥロ大統領やブラジルの
ルセフ大統領が「国際金融システムに影響を与える問題だ」として、アルゼンチンと
足並みをそろえた。

米紙ウォールストリートルはアルゼンチンの協議への対応について、
「デフォルトの責任を米国に押しつける準備を進めている」と指摘する。

from:産経新聞

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