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周永康が失脚 立件に向け調査

中国国営新華社通信は29日、周永康政治局常務委員(71)が重大な規律
違反の容疑で党の規律部門の取り調べを受けていると伝えた。

容疑は明らかにされていないが、汚職などの経済問題とみられ、今後、刑事
責任を問われる可能性もある。

中国共産党の最高指導部のメンバーを務めた大物政治家が失脚したのは
25年ぶり。習近平国家主席による権力集中の一環で、政敵として倒された
側面が強いと指摘される。

治安、警察部門に今も大きな影響力を持つ周氏の失脚で、政局に激震が
走るのは必至だ。

周永康氏は江沢民元国家主席が率いる上海閥の重鎮として知られる。
国有企業、中国石油のトップを経て政界入りし、大きな利権を持つ石油閥の
中心人物。公安相を経て2007年に政治局常務委員となり、胡錮濤政権で
党内序列9位ながら、警察、検察、司法部門を統括する責任者である
党政法委書記として大きな権力を振るった。

12年舂に失脚した薄熈来元重慶市党委書記と深い関係かおることもよく
知られている。1989年6月の天安門事件の直後に、民主化運動を支持した
とされる趙紫陽元総書記が更迭されたが、この後、最高指導部メンバーは失脚
していない。

当時の最高実力者だった鄧小平が党内の権力闘争激化を避けるために、
政治局常務委員クラスの指導者の責任を問わないと言う暗黙のルールを
作ったと言われる。

今回、周主席が鄧小平の作ったルールを破ったことは、長年の党内権力
バランスを崩したといえる。

中国共産党の長老と現役指導者は、7月末から8月上旬にかけて、
河北省の避暑地、北戴河で重要会議を開く予定だ。共産党関係者
は「党内の反対意見を封じるために、北戴河会議前というタイミングで周氏の
失脚を発表した可能性が高い」と話している。

新華社によると、中国共産党政治局は29日、第18期中央委員会第4回総会
(4中総会)を10月に北京で開催することを決めた。

周氏の追及に関する報告が行われるとみられる。

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