オバマ大統領 広島訪問のアメリカの反響 


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オバマ大統領 広島訪問のアメリカの反響  | トレンドニュース


現職のアメリカ大統領として初めてオバマ大統領が今月27日に被爆地
広島を訪問することになりました。

停滞している核軍縮の機運を再び高めたい考えで、具体的な訪問計画
等を巡って調整を本格化させる方針です。

オバマ大統領は伊勢志摩サミットに出席した後の今月27日、
安倍総理大臣とともに現職のアメリカ大統領として初めて被爆地広島
を訪問し、平和公園を訪れることになりました。

これについてアメリカ議会の与党民主党から歴史的な決断で日米同盟
の強化にも繋がる等として歓迎する意見が相次ぎました。
一方で、アメリカ議会で多数を占める野党共和党のディーゼルディン
下院議員は10日声明を出し、謝罪外交だ。

広島訪問はアメリカを強化することに資するものにはならないと批判
しました。オバマ大統領としては原爆投下の是非を巡る議論は歴史家
にゆだねる一方、任期終盤に広島を訪問することで停滞している核軍縮
の機運を再び高め政治的な遺産レガシーとしたい考えです。

広島でオバマ大統領は
原爆慰霊碑への献花や原爆資料館の訪問等を検討していますが、
ホワイトハウスのアーネスト報道官は被爆者と面会するかどうかに
ついては現時点で日程の詳細は決まっておらずわからないと述べました。

今回の訪問ではオバマ大統領が核兵器のない世界の実現に向けて
どのようなメッセージを発信するのかも注目されていて、具体的な
訪問計画等を巡って調整を本格化させる方針です。

広島市の平和公園にある原爆ドーム周辺で聞いた市民の声が届くまで
たどり着いたという感じがするよね。

日本原水爆被害者団体協議会は今日午前から東京港区で定期的に地域の
代表が集まる代表理事会を開きました。

この中で代表委員がオバマ大統領は意欲訪問を決断してくれたと評価
したうえで、先月から核兵器禁止条約の実現に向けた始めている署名活動
について、広島で日米の首脳にも是非署名してもらい、私たちの思いを
ともにして欲しいと述べました。

オバマ大統領が広島を訪れることについて、外交問題評議会の上級研究員
で日本専門家のシーラスミス氏は最近の世論調査では30%を超す人が
原爆投下は正当ではなかったと答えており、社会が徐々に変化している。

さらに多くのアメリカ人が実際に広島を訪れたことも重要だと述べて
原爆投下に対するアメリカ社会の微妙な変化が今回の決定を可能にした
と指摘しました。

そして、広島でオバマ大統領は被爆して苦しみ犠牲になった人たちへの
配慮を示すと思う。

同時に大統領自身が感じたことや、核兵器に対してこれからどのような
取り組みをしなければならないのかについて述べると思うと述べ、
2009年にチェコのプラハで行ったような政策に踏み込んだ演説は行わない
だろうという見方を示しました。

アメリカの歴史学者で原爆の投下に批判的な立場を取るアメリカン大学
のピーターカズニック教授は広島は核の時代の始まりを表す非常に重要な
場所であり、オバマ大統領がその場にいること自体が暗黙の謝罪もしくは
原爆の恐ろしさに対する認識を示すことになると話しています。

またカズニック教授は原爆を投下せずとも戦争を終わらせることはできた
と主張したうえで、私はオバマ大統領は謝罪すべきだと考えている。
そしてこれに対する批判が出ることで、戦後71年を経て、アメリカの政策
を巡る健全な議論へと繋がるだろうと述べました。

一方、アメリカで最大規模の退役軍人の団体アメリカンリージョンは11日
声明を出し原爆の投下について多くの無実の人々の命が失われたことへの
悲しみを共有するとする一方、謝罪は適当ではないと主張しました。

この中でオバマ大統領の広島への訪問に関し、ホワイトハウスがオバマ大統領
による原爆投下への謝罪はないと約束したことに励まされているとしたうえで
原爆の投下が戦争の終結を早めその結果、多くのアメリカ人や日本人の命が
救われたとして、今後も謝罪はすべきではないという見解を示しました。

from NHKラジオ

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