フランス鉄道の旅② 世界遺産ヴェルサイユ宮殿への旅  


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フランス鉄道の旅② 世界遺産ヴェルサイユ宮殿への旅   | トレンドニュース
ヴェルサイユ宮殿と庭園パリ近郊の人気スポット

太陽王ルイ14世が、「有史以来、最も壮大で豪華な宮殿をと願い、1661年より1710年
まで、約50年の年月をかけて建設したヴェルサイユ宮殿。スケール、ゴージャスさともに群を
抜く壮麗なモニュメントだ。パリから日帰りで気軽に訪ねられる近郊の観光スポットとして
も高い人気を誇るヴェルサイユだが、複数の行き方があるので、宿泊ホテルの場所や旅程
に合わせて選びたい。

ヴェルサイユには3つの駅があり、パリからのアクセス方法も3つある。それぞれ別の駅に到着し、
徒歩で宮殿に向かうことになる。最も宮殿に近い到着駅はヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅で、
高速郊外鉄道RERのC線の終点。パリ市内セーヌ左岸にあるC線の駅なら、例えば
サン・ミッシェルやオルセー美術館、エッフェル塔界隈からも乗り込むことができる。

残るふたつの到着駅はいずれも国鉄駅で、ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅
ヴェルサイユ・シャンテイエ駅。宮殿からはlkmほど離れているが、ヴェルサイユの町の散策も
兼ねて、駅から宮殿に向かうのもおもしろい。卜ここでは、ふたつの国鉄駅を利用するプラン
を紹介しよう。         

町の雰囲気も味わえるルー卜

ヴェルサイユ・リヴ・ドロワド駅に向かう電車のパリの発着駅はサン・ラサール駅
駅周辺はもちろん、オペラ・ガルニエ界隈、シヤンゼリゼの辺りなど右岸に宿泊している人
なら、この行き方が便利だろう。

サン・ラサール駅に発着するのは国内列車のみなので、規模も小さくわかりやすい。
予約は不要。切符売り場は、郊外線と国内列車とに分かれ、窓口前に列ができている
ことも待ち時間を30分はみておきたい。

ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅から宮殿までは1km以上の距離があるので、時間には
余裕をもちたい。
ヴェルサイユヘは、パリ郊外の町並みを眺めながら約30分の乗車時間。宮殿へは駅から
さらに徒歩15分ほどで着く。日曜なら、通りに新鮮な野菜や果物、チーズなどを売る
マルシエ(市場)が立つこともありミヴェルサイユの町の素顔にも触れられる。

発車ホームは変更になることもあるので、発着案内表示で確認すること。
ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅に着いたら、駅を背に左へ進む。レーヌ通りRue de laReine
を通って宮殿へ。所要15分ほど。  

ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅から南に。1kmほど下ったどころにあるのが
ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅である。
高速郊外鉄道RERのC線終点で、パリ市内セーヌ左岸にあるC線沿線から出発したい
人なら、こちらを利用することもできる。先頭車両の行き先表示にⅥCKと書かれている
便に乗って、ヴェルサイユまで所要約30分。
駅から宮殿まで600m、徒歩約5分と3つの駅のなかで最も近く、便数が多いのも魅力だ。        

ヴェルサイユ宮殿と庭園

1979年登録

「太陽王」と呼ばれたルイ14世の絶対王政を象徴する建築物。設計にかかわったのは
ル・ヴォー、彼の死後はジュール・アンドウアン・マンサールが引き継いだ。
広大な庭園の設計を担当したのは、パリのチュイルリー庭園も手がけたル・ノートル。
当時最高の技術を集めた史上類を見ない壮麗な宮殿である。
見学を終えたら、ヴェルサイユ・シャンティエ駅へ。

気分を変えて帰りは別ルートでもうひとつの国鉄駅がヴェルサイユ・シャンティエ駅
宮殿から駅までは約20分。最も離れた駅になるが、途中カフェなどでひと休みしながら
見学の余韻を楽しみ、パリに帰るのも悪くない。

ヴェルサイユ・シャンティエ駅と結ぶパリの発着駅はモンパルナス駅トラベルヘッド
ヴェルサイユ・シャンティエ駅は、近郊列車だけでなくシャルトル、ル・マンと結ぶTERも
停車する。パリ~ヴェルサイユ間のダイヤが載った小さな時刻表をもらっておくと便利だ。

もし時間に余裕があれば、ヴェルサイユからさらに足を延ばして約1時間、やはり世界
遺産に登録されているシャルトルを訪ねることもできる。

広大なヴェルサイユの観光を終えて、パリに戻るのは夕方。秋冬の季節なら、すでに
夕闇に包まれて、街の明かりがともる頃となる。すぐにホテルに帰ってしまうより、駅前に
そびえ立つモンパルナス・タワーに上り、パリの夜景を楽しむのも一案だ。

眼下にはモンパルナス駅の駅舎が見え、また新たな旅へと誘われることだう。          

 

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