ハバナとキューバ屈指のリゾートを楽しむ



独特な魅力の「カリブ海の真珠」ハバナでコロニアル情緒を満喫

アメリカーフロリダ半島のキーウェストからわずか約150キロ、「カリブ海の真珠」と呼ばれる
島国、キューバ。アルゼンチン生まれの革命家チェーゲバラらが活躍した1959年のキューバ
革命以降、今日まで社会主義体制を維持する世界でも数少ない国のひとつだが、昨今
アメリカ合衆国との関係改善が急速に進んでおり、観光地としても一段と注目を集める
ことになりそうだ。

キューバの歴史を振り返ると、16世紀以降のスペイン統治時代にはヨーロッパ調の建造物
が多く建てられ、またアフリカ系移民の音楽・文化などが流入。アメリカの影響が強くなった
20世紀に入ると、海岸地域に豪華なビーチリゾートが建設されたり、キャバレーショーなど
のアメリカンカルチャーをも内包するようになった。

こうした文化的背景に人々の陽気なラテン気質がとけ込み、ほかでは感じることのできない
特異な魅力がこの国にはある。その独特の雰囲気がたっぷり味わえるのが首都ハバナ
世界遺産に登録された旧市街はスペインの影響を思わせるコロニアル調建築の町並みが
続き、古き良き時代の薫りを感じることができる。

新市街のヤシの本と立ち並ぶ高層ビルの対比や、アメリカや旧ソ連などの社会主義国から
輸入されたクラシックカーが今なお走り回る光景も、この町ならではの魅力。
散策で少し疲れたら、キューバとラム酒を愛した文豪ヘミングウェイゆかりのカクテルでのどを
潤すといい。

カリビアンリゾート・バラデロ-趣ある世界遺産の地方都市も

キューバを代表するリゾートが、北部に位置するバラデロだ。真っ青な海に白砂のビーチ
が延々と続く光景は、絵に描いたような美しさ。
オールインクルーシブ(飲食などが宿泊料金に含まれる)のホテルで、ゆったりとしたカリブ海
の休日を心ゆくまで楽しめる。

同国中央部、かつて砂糖の取引で栄えた世界遺産の古都トリニダーも、キューバらしさを
体感できる都市のひとつだ。石畳の小路とコロニアル建築の町並み。パステルカラーで
彩られた家々、中央広場や大聖堂などもスペイン統治時代以来、約500年にわたる
歴史を感じさせる。

また、トリニダーの北西に位置するシエンフエゴスも、旧市街が世界遺産に登録されている。
フランス人入植者によって19世紀前半に造られ、ハバナやトリニダーとは異なり、フランスの
近代的な都市計画やイスラム建築の影響を垣間見ることができる。

ほかにもヘミングウェイの過ごした邸宅やチェーゲバラの霊廟、ラム酒博物館など味わい深い
見どころが豊富なキューバ。日頃の喧騒を離れ、非日常を体感したい大人の休息に
おすすめだ。

キューバ屈指のリゾート・バラデロで、多くのホテルが採用している「オールインクルーシブ」
システム。種類豊富なレストランでのお食事や、バーカウンターで提供されるカクテルや
ソフトドリンクなどの飲み物、また各種アクティビティといったほとんどのサービスが宿泊料金
に含まれる(一部サービスは有料)。

個別の支払いをするわずらわしさがなく、優雅なリゾート滞在を満喫できる。

from:旅の友